JF3NGM:平成三十年の台風二十一号による災害事故の記録

公開ですが、まだ追加・修正します


平成30年(2018年)9月4日

21年振りの超大型台風21号(アジア名:チェービー)が関西を直撃しました、正に天変地異と呼べるに近い自然災害でした。

私は当日大阪におりましたが、あちこちで悲惨な状況を目の当たりにしました。

奈良の自宅では、短波のアンテナの片方が外れて飛び、隣家に落下しました。



職場の窓からhp.jpg 最強台風接近の前に自宅に戻り、アンテナを降ろしたい所ですが、その時間も交通手段もありません。
ただ台風が通り過ぎるのを、職場の窓から外を見ながら待つしかありません。
私は数回経験しています。今の若い人は知らないと思い、台風の恐ろしい光景を見ておくように言いました。

最大風速50mは10分間の最大の平均値なので、真の瞬間値は約1.5倍の75メートルもあり得るらしいです



結果、隣家カーポート天井の波板にアンテナの一部が落ち、隣の方へは大変申し訳なく思っています。

天災とは言えご迷惑をお掛けした事を、この場においても深くお詫び申し上げます。



今回の事を反省し改善するために記録を残す事にしました。人災にならなかったのが救いです。

この日までのタワーに取り付けられていたそのアンテナとタワーの写真を公開したいと思います。

※このページはアマチュア無線家だけでなく、一般の方も保険会社の方も見て分かるような文章にしています。

画像の内容


2018年5月12日 定期点検実施時の撮影

2018年7月29日 台風12号の後の撮影 結果:被害なし

2018年9月 4日 台風21号の後の撮影 結果:被害あり







撮影日

以下、画像はクリックで拡大表示します (同じウインドウです)

2018年5月12日

保守点検の際に撮影しました
  上は超短波八木アンテナです。

下のヘの字型をしているのは短波のアンテナで、今回落ちた短波のアンテナになります。

この日の点検では、一度アンテナを屋根まで降ろしました。
特に問題は見つからず、ボルトの締め増しをして再度上げて終了。


この画像は5月に次のサイトに公開したものです。https://www.qrz.com/lookup/JF3NGM
       

2018年7月29日

台風12号の影響を撮影  
  家内に撮影してもらった写真です。普段はこの位置に固定しています。
少し見ずらいですが、この台風の影響は認められませんでした。(右画像を参考)
  左を切り抜いたのが下の画像です。
短波のアンテナに沿って緑色でガイドしています。
経年によりアルミパイプが風などでしなった結果、直線になっていませんが、パイプ自体は十分な強度を保っています。
  20180729_105525.jpg
    [玄関より東南東に向けて撮影]
留守の時に万一の事があっても、アンテナはタワーと家の間に落下する位置に固定している。
  R-DP_12.jpgでもこの時の台風により、何処かの強度が低下していたのは否めません。

今となっては何とも言えませんが、この台風12号の後も、普段通りアンテナをモーターで回転させて運用していましたが、何のトラブルもなく使用出来ていたため、5月のようにアンテナを降下させてまでの点検はしませんでした。
       

2018年9月 4日

台風21号の通過後
  西北西から撮影2018-0909_P9090319.jpg  

八木アンテナは風圧で約90度回っていますが、短波アンテナは受風面積変が小さいためか動いていません。

しかし逆に言えば、大きなアンテナは強風を受けても、回る事によりその力を逃がして破損を免れます。

【 受風面積 (u)】 八木アンテナ 0.55、短波アンテナ 0.25
       
  家内が通過後に撮影した写真とメモ
  アンテナは横向きに落下して跳ねたように見えます、垂直なら突き抜けて下の自動車に当たっていたかもしれません。
落下位置からして、風向は南東から北東。そのため南東に位置するアンテナに負荷が掛かかり外れたのでしょうか。
20180904_155658.jpg 20180904_155741.jpg 20180904_155722.jpg 20180904_212231.jpg
       
  無線室にあるアンテナを回す装置 帰宅後無線室に入るとすぐに撮影しました。
  2018-0904_P9090329.jpg
使用しているモーター FX1200 はこれ
  アンテナを取り付けているマスト(頑丈なガス管)を回転させるモーターの制御装置です。

強風でマスト自体が回転した場合、電源を入れると制御装置の針が自動的にその位置まで動くようになっています。

今回、方向は120度のまま変化しませんでした。強力モーターなのでブレーキが効いている事になります。
       
  真下から撮影、片方がありません   アームから外れた場所の拡大です
  2018-0904_P9090326.jpg   2018-0904_P9090324.jpg
       
  外れた片方のアンテナエレメント
  少し曲がっています。普段から反ってはいたのですが、それがこの台風の風圧のせいで余計曲がったように見えます。

ただ、トラップコイルが接続されている所は確かに曲がっていました。


[ クリックで正立画像になります ]

     

2018年9月16日

今回の教訓から、出来る限りの補強をしました
       
 

ant_recovery_P9240383.JPG

  この短波のアンテナの左右のエレメントは、強風で上下に踊らない様にテグスの4か5号(釣り糸)で八木アンテナから吊り上げていたのですが、

このような数十年に一度の最強台風では、この太い強度25Kgの釣り糸は使わずに、数百キロの強度を持つナイロンロープに変更しました。

冬の木枯らし等で風切り音がするかもしれませんが、
見た目より安全重視です。



壊れたR-DPのトラップも一応修理したが、どうも調子が悪い。
35年程使っているので、買い替えるまで受信用として使う事に。
28MHzは当然問題ないのですが ^^;

被害補償 … 継続編集中により内容は後日追加・修正します


当局は次のアンテナ・タワー保険に加入しています。アンテナ第三者賠償責任保険:日本アマチュア無線連盟
ただ、この様な数十年に一度の大型台風による自然災害では、お隣の修理代が支払われるか現在不明です。
確実に支払われるのは、アンテナの取り付け不備があり、その結果そよ風にあおられて落下した場合などです。

しかしながら落ちたのは当局のアンテナの一部ですので、なんとかこちらの保険で補償したいものです。
でもこの様な大災害なので、保険会社に電話しても中々つながりません、数日かかりました。

なんとか書類審査用の書類が届きましたので、現在提出準備をしている所です。

ここのサイトは保険会社の方に閲覧して頂きました。

でも自然災害なので保険は支払われないと言われましたが、手続きは行う事にします。詳細は後日になります。


お隣さんの加入されている火災保険の調査もあるでしょう、いずれにしてもお互い保険に加入していたので、
いずれかの保険で、カーポートの波板の修理は出来ますので先ずは安心しました。

あと、火災保険は、補償上限額を超えていない範囲でその都度保険金が支払われます。
それと自動車保険みたいに、一度使ったからと、次回は保険料が増える事もありません。

最後に


このページを作成したのも、当方のアンテナ・タワー保険会社と被害宅の加入されている保険会社の担当者に、
少しでも参考になればと思ったのが、始まりです。



作成日:平成三十年九月二十二日
修正日:平成三十年十月   二日



利用させて頂いている、レンタルサーバーのバーナーです
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